仮想と物理とエトセトラ

xRや物理とかごった煮の備忘録的技術ブログ

Unreal Engine4を使ってみる1(インストール)

今回は、Unreal Engine4 (UE4)を使用し始めるためのインストール手順を記載します。
UE4はUnityとは別のゲームエンジンで、MRTKに対応しています。

docs.microsoft.com

エフェクトなどのレンダリングに長けていたり、ゲームエンジン自体にマルチプレイ(Hololensなどではシェアリングと言うのが適当?)用の機能を持っています。

docs.unrealengine.com

つい最近Unreal Engine 5が早期アクセスになっていますが、公式サイトではUE4.26から触って慣れることを推奨されているようなので、UE4から触っていこうと思います。

www.unrealengine.com

UE4をダウンロードする

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下記URLにアクセスし、右上のダウンロードをクリックします。

www.unrealengine.com

次にライセンスオプションを選択します。

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2種類のライセンスがありますが、大雑把に分けると以下です。

  • パブリッシングライセンス
    頒布をする場合。
    頒布かつ収益を得る場合は、1タイトル当たり粗収入が累計 1,000,000 米ドル(約1億円)に達すると5%のライセンスを支払う必要あり。

  • クリエイターライセンス
    特に外部に頒布や販売をしない場合。
    ※「無料プロジェクト用途」にチェックがあるが、無料でしか頒布をしない場合も含まれるか微妙?
    githubなどにプロジェクトを上げることも「パブリッシング」扱いになる?

www.unrealengine.com

今回は特に近々商用利用をする予定はないですが、githubに上げたり~という部分が微妙なので「パブリッシングライセンス」を選択します。
よっぽどのことがなければ、ライセンスを払う必要のあるラインは超えないので問題ないです。

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ログインしていない状態でクリックすると、ログインを要求されます。
アカウントを持っていない場合は、サインアップからアカウントを作成します。

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アカウントを作成すると、Epic Games Launcherのインストーラがダウンロードされます。
インストーラをダブルクリックしてインストールを行います。
インストール後にEpic Games Launcherを起動すると、再びログイン画面が表示されるので、先程入力したログイン情報を入力します。

UE4をインストールする

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ログインが完了すると、UE4をインストール可能な状態になります。
左のメニューから「Unreal Engine」を選択し、右上の「エンジンのインストール」からUE4のインストールを開始します。
インストールする場所を要求されるので、変更する必要があれば任意のディレクトリを選択します。

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インストールが終わると、対象のバージョンがアクティブになり、起動ボタンが表示されます。

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起動ボタンを押すと、UE4が起動します。
これでUE4のインストールは完了です。

UE4起動時に、OculusのOVRServerやStreamのSteamVRが勝手に起動されたけど、紐付けされているんだろうか。
いちいち起動されるのが面倒なので、紐付けを外す方法を見つけたら追記します。

追記

  • 2021/6/5 12時ごろ 後から見たらなぜか4.13.2がインストールされてますね。
    バージョン選択時に間違えたみたい。
    あとから最新の4.26をインストールし直しています。