Photon(PUN2)環境に音声共有(Photon Voice 2)を追加する
Photonで音声共有機能を追加する方法です。
今回は、既存のPhoton(PUN2)プロジェクトに、後からPhoton Voice 2を追加する環境構築までを記事にします。
1. Photon Voice 2とは
Photon Voice2とはPhotonを用いて音声共有するためのアセットです。
Photon Voice2にはPUN2が含まれているため、あらかじめ音声共有を使用することがわかっている場合は、このアセットをインポートするだけで位置共有を行うこともできます。
2. Photon(PUN2)環境にPhoton Voice 2を追加する
公式には一度PUN2をクリーンアップした後で導入することが推奨されていますが、スクリプトがmissingしてしまう恐れがあるため今回は上書きする形で導入します。
フォルダ構成はPUN2と変わらないので、基本的には上書きで問題ないです。(バージョンが大きく変わる場合は非推奨)
まずは、念のため上書きされたくない設定を控えておきます。
Asset/Photon/PhotonUnityNetworking/Resources/PhotonServerSetting
には、アプリIDなどの接続に関する設定が記述されているため消えると再設定が面倒です。
※なお、特に問題が発生しなければ消えません。
次にAssetStoreからPhoton Voice 2をDownload、Importします。
import時に多数の更新や警告表示が出ていますが、気にせずImportボタンを押します。
特にエラーが出力されることもなく、Importができています。
Asset/Photon/PhotonUnityNetworking/Resources/PhotonServerSetting
も内容が消えることがなく、Photonサーバとの通信ができます。
これでPhoton Voice 2を用いて音声の共有を行う準備ができました。
短いですが、今回はここまで。
次回、音声の共有を試します。